松坂大輔,2016,現在

松坂大輔の2016年の現在地点を検証する!

野球

 

 

まずは、私事から、入らせていただきます。

 

 

私は学生時代、甲子園球場にて売り子のアルバイトをしていました。

 

 

 

1998年、松坂大輔選手擁する横浜高校が「春夏連覇」を達成した春も夏も、私は甲子園でビールを売っていたのです。特に「春夏連覇」を達成するかどうか注目された第80回全国高等学校野球選手権大会は多くの野球ファンの印象に残っているでしょう。

 

 

 

この「春夏連覇」に挑戦する学校はそれほど珍しくもありません。春を制したとはいえ、この時点で松坂大輔投手は「春の優勝投手」の域を出ていなかったのではないだろうか。

 

 

 

更に後に「松坂世代」と呼ばれる事になるこの世代は後の日本プロ野球界を背負って立つ逸材ばかり。しかも、横浜高校の対戦相手は甲子園常連校や強豪校ばかりでした。

 

 

初戦が群馬の名門柳ヶ浦高校。次が杉内俊哉要する鹿児島実業。更に石川の星稜高校…といういわば「松坂包囲網」と呼ばれる様な組み合わせだったのです。

 

 

ということで「まぁどこかでコケるだろう」と思われていたというのが正直なところだったのだのですが、上記の名門校を次々と撃破し、迎えた準々決勝の対PL学園戦との延長17回の死闘。

 

 

 

準決勝の対明徳義塾戦での奇跡の大逆転。決勝での対京都成章戦でのノーヒットノーラン。「よくある強豪校のエース」から「平成の怪物」と呼ばれる過程を見ていた私。

 

 

 

そんな私にとっては、今の松坂大輔の現状が、とても寂しいというのは、何も私に限った事ではないのかもしれません。

 

 


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プロ入り後の松坂大輔を振り返る

 

 

そんな高校時代からプロ入りした松坂大輔は「甲子園優勝投手は大成しない」というジンクスなど関係ない怪物ぶりを見せつけていきます。NPBでは、8年間で108勝60敗。沢村賞1回(2001年)。最多勝3回(1999年〜2001年)。

 

 

 

最優秀防御率2回(2003年、2004年)。最多奪三振4回(2000年、2001年、2003年、2005年)という輝かしい成績を残し、2007年にメジャー入りします。

 

 

メジャーでも1年目からローテーション入りし、15勝12敗、2年目は18勝3敗という驚異的な成績をあげ、ボストンレッドソックスのワールドシリーズ制覇に大きく貢献します。

 

 

 

そして2009年に開催された第2回WBCでエースとして活躍。しかし、シーズン開幕前に投げすぎたのが影響したのか、4月15日に故障者リスト入りすると、この年4勝どまり(6敗)。

 

 

 

それ以降、度重なる故障に見舞われた松坂大輔は2桁勝利を記録することなく、MLB8年間で56勝43敗という成績を残して、日本球界に復帰することになります。

 

 

このメジャーでの56勝のうち半分以上の33勝が最初の2年間で上げた数字です。なので、以降の6年間は怪我との戦いだったことが成績からもわかります。

 

 

 

日本復帰に際しては、古巣の西武ライオンズや地元横浜のDNAベイスターズ。更にジャイアンツの獲得に乗り出すかともいわれていました。

 

 

しかし、ソフトバンクが参戦するや「マネーゲーム」を嫌ったのか、それとも故障続きの松坂大輔に不安を覚えたのか、松坂大輔獲得に際してはソフトバンクの一人勝ちという結果になりました。

 

 

 

ソフトバンクホークスが松坂大輔に用意した金額は3年で12億円とも言われています。またまた、私事であるが、私には小学生1年生の甥っ子がいます。

 

 

 

彼にとって松坂大輔は、酷な言い方ですが「MLBでは大した成績を残せず、怪我して帰ってきた投手」であり、「平成の怪物」と呼ばれた高校時代も、第二回WBCでの活躍も知りません。

 

 

 

もちろん、ボストンレッドソックスのワールドシリーズ制覇に貢献したことも、生まれる前の出来事であるので、仕方のない事なのですがその甥っ子の言葉が2016年の現在の松坂大輔を表しているといってもいいでしょう。

 

 


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松坂大輔の現在

 

 

さて、前段が長くなってしまったが、そんな過去の事よりも、松坂大輔の「現在」を検証してみます。松坂大輔が日本に復帰した1年目の2015シーズン。

 

 

開幕ローテーション入りを目指していた松坂大輔は、オープン戦登板後に右肩痛を訴えて、その後は一進一退。開幕一軍は果たせず、2軍の全体練習にも参加できない状況が続きます。

 

 

 

5月の二軍戦で登板を果たすものの、8月に内視鏡手術でこの年を棒に振ってしまいます。ちなみに、松坂大輔の離脱など全く関係ないかのようにソフトバンクは圧倒的な強さでパリーグを制覇します。

 

 

 

「鬼門」と言われたクライマックスシリーズも勝ち上がると、日本シリーズでヤクルトを下し、日本一になっています。そして、今年。2016年シーズン。相変わらずソフトバンクは圧倒的な力を見せつけて、首位を快走。

 

 

 

私がこの記事を書いている6月後半時点ではありますが、早くも優勝マジック点灯はいつ?と言われているような状況です。そんな中で二軍に調整中…というか、リハビリ中・・・というか…松坂大輔の一軍復帰のめどはたっていません。

 

 

 

そんな松坂大輔について話題になったのが、熊本の地震で被害を受けた、藤崎台県営野球場の復旧支援のため1000万円を寄付した…という事が話題になりました。

 

 

 

これ自体は非常に素晴らしい事なのですが…心無い人から「3年12億ももらっておきながら、1000万?なんの役にもたっていないんやからもっと出せよ、この給料泥棒…」などという辛辣な意見がぶつけられました。

 

 

 

12億円といっても3年契約ですし、しかも税金で大部分を引かれるので、この寄付金額は破格と言えると思うのですが・・・世間の風当たりが2016年、現在の松坂大輔への評価となっているように感じます。

 

 

 

思えば、「この給料泥棒」というのは、MLB時代に巨大な移籍金で契約を結びながら、シーズンに関係ないWBCによって肩を痛めた彼にアメリカの野球ファンから言われた言葉でもあったのですが。

 

 

 

松坂大輔の現在地は、2016年も2015年に引き続き非常に厳しいものとなっています。ソフトバンクホークスの二軍選手の大部分が、彼の活躍は知っているものの、日本で共にプレーした経験がないため、二軍で浮いた存在になっているとも言われています。

 

 

 

折しも「松坂世代」と呼ばれる選手が35〜36歳という、引退を考える時期に差し掛かり、各選手衰えが目立つようになってきました。ちょうど私も、松坂大輔の3歳年上の同世代。

 

 

 

見渡せば、私より年上のプロ野球選手は数えるほどになりました。それだけに、松坂大輔の復活を願ってやまないのです。「給料泥棒」などと言われている事が松坂大輔の耳に入らないはずもありません。

 

 

 

また、高額な年俸をもらったからといって、練習をサボっているわけでもありません。今も復帰に向けて奮闘しているに違いないのです。彼が活躍していた頃を知らない、甥っ子に私は言い聞かすのです。

 

 

 

「松坂大輔は、本当に凄い投手だったんだよ。そして、きっと、また復活するんだよ」そんなことを甥っ子にいい聞かせる私がいたのでした。

 

 


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